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山口大学大学院創成科学研究科 地盤安全工学研究室 (通称:耐震研)へ
この研究室では「人・防災・地盤・環境」の4つのキーワードを元に、地震や豪雨から市民を護る地盤安全工学の研究を行っています。

【教員から3年へのメッセージ】

近代的な気象観測が始まったのは、ざっくり言えば、明治初期です。ただし、豪雨災害研究でふつうに用いる気象データは、現在からたかだか30~40年程度。最近の豪雨イベントのトレンドからみると、非常に短い期間と思います。
21世紀に入って、ゲリラ豪雨の回数が増えて(年降水量はそれほどでもないが)、土砂災害や水害が頻発しています。このような気候変動と災害発生の関係は長い年月でみたら、どうなのか?そういった疑問点をもって土砂災害の研究をしています。

そこで、一つ質問です。

遠い昔(たとえば西暦1200年代)、土砂災害・水害を引き起こした年の雨量を推定できるか? 

答え:樹木年輪を調べれば、できる可能性が高いです。

写真:H21年7月に土砂流が発生した山口市小鯖で採取したヒノキの年輪スライスとそこから抽出したセルロース


研究室では、そういった新しい手法にチャレンジしています。また、私たちの研究では、花崗岩地帯での大規模土石流は100~200年に一度発生していると考えています。古気候(古い時代の気候)と関連づけて地域的な災害発生条件や発生頻度が解明できれば、災害リスク研究は劇的に進展し、災害を減らせます。この研究に一緒に参加しませんか。