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■ 研究室の雰囲気

研究室では、日頃から積極的にデータについて議論して、研究員同士で情報を共有、協力して研究を行う環境を目指しています。


■ アクティビティ

毎週水曜日のセミナーでは、当番制で最新論文の紹介・解説をします。英語力だけじゃなく、プレゼンテーション能力も身に付きますよ!

だいたい月に一度、休日にレクレーションということで、研究室全員で釣りにいったりなどの活動もしています。


■ 研究対象

主な研究対象は、細胞性粘菌 Dictyostelium discoideumです。

さまざまな細胞のモデルとして世界でも有名で、研究成果は医療関係の研究にも大きく貢献しています!

研究室メンバー(2020年度)

教授 祐村 恵彦 (Shigehiko YUMURA)

院生 (博士・修士)

・Uddin
・Tanvir
・田中(真)
・中藤
・有馬
・佐々木
・松村

学部生

・谷本
・中丸
・廣井
・本多

細胞性粘菌ってなに?

■ 粘菌のプロフィール


粘菌についてのプロフィール。簡単に。どこにでもいる、とかナウシカにも出てるとか。まぁその他もろもろ。写真ものせたいところ。

■ 粘菌の生活環

細胞性粘菌は、土壌に住む生物で右の図のような生活環を持っています。

子実体の胞子から直径7-10ミクロンのアメーバ様の細胞が出てきます。このアメーバは土壌のバクテリアを食べながら、3時間に一度の速度で分裂増殖します。

まわりのバクテリアを食べ尽くすと走化性物質(cAMP)を分泌しはじめ、走化性運動により細胞は集合流を作りながら集合体をつくります。

集合体は1 ミリ程度のナメクジ様の形にかわり(移動体という)、あたりを徘徊しはじめ,適当な条件になると、立ち上がり子実体を形成します。

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■ 粘菌の特徴

1つは生活環の中に単細胞の時期と多細胞の時期を持つことです。 生物が単細胞から多細胞へ進化していく途中にいる生物といえます。

2つめの特徴は細胞は最終的に柄と胞子という2種の細胞に分化する点です。我々ヒトの体は、受精卵から皮膚、網膜、肝臓といった多様な細胞に分化していきますが、粘菌では2種にしか分化しないのです。
胞子になった細胞は次の世代に生き残れるのですが、柄になった細胞はそのまま死んでしまします。一部の細胞の死は生物が生き残る上で必要なことです。

3つめの特徴は、その独特の集合の機構です。今までに、集合中心から出される走化性物質に対する走化性運動と、細胞間の部域的な接着によって起こっていると考えられてます。


■ なぜ研究に粘菌を使うの?

まず、粘菌は2種類の細胞にしか分化しません。なので細胞がどのように分化するのかを調べるのに研究しやすい、すぐれた生物材料といえます。

それと細胞性粘菌では、走化性運動の機構に関してよく研究されてきています。
粘菌の全ゲノムの遺伝子配列を決定するプロジェクトもスタートしています。
アメリカでは、酵母、線虫、ショウジョウバエ、マウスとならんで、研究モデル生物として指定されていて、世界的にもたくさんの研究者がいます。

粘菌だけの国際会議も毎年あり、トップレベルの研究結果が数多く得られています。
日本でも 日本細胞性粘菌学会 が毎年開催されるようになりました。


研究室紹介-Introduction

研究内容-Researches

研究室風景-PhotoGallery

発表論文-papers