全学統一の休講情報掲示板の構築 |
|
| 代表者 | 狩野陽子(理3) |
| 構成員 |
宇原 昌彦(理D3) 山口 徹(工D1) 佐藤 啓(工M1) 宇田 川暢(経4) 松嶋 弘行(経4) 柳本祐一郎(教3) 仲 祐介(工3) 田原亜耶美(人2) 平峯 朋子(教1) 倉持真理子(教1) |
1.休講情報掲示板システムの概要
休講情報掲示板システムは、全学部で統一した一つのシステムをもって、休講情報の閲覧・管理を目的とするものである。教員・事務により休講情報が入力されると、即時にそれが休講情報として公開され、Webブラウザ・携帯電話等から閲覧することが可能となる。これにより学生は、悪天候時に大学へ来ずとも休講情報を知ることができ、利便性の向上が期待できると共に、コンピュータによる休講の申請、大学による休講情報の一括管理が可能になる。表1にシステムが実現する機能、図1にシステムの概要図を示した。
| 休講情報閲覧機能1 | ホームページ(HTML)形式でWebブラウザより休講情報を閲覧することができる。休講情報掲載ページは、アクセス毎に動的に更新される。 |
| 休講情報閲覧機能2 | 携帯電話に対応したホームページ形式で携帯電話より休講情報を閲覧することができる。 |
| 休講情報閲覧機能3 | 現在共通教育で利用されている電子掲示板に対応したフォーマットで休講情報を表示する。 |
| 休講情報検索機能 | 閲覧者は、休講情報掲載ページより教官名・講義名・学部等の情報を指定し検索を行うことにより、必要な情報のみを閲覧することができる。 |
| 休講情報入力機能 | 教官・事務等は、システムに対して認証を受けた後、休講情報を入力することができる。この入力によりシステムに休講情報が登録されるため、休講情報の申請も兼ねる事ができる。 |
| 休講情報蓄積機能 | 休講情報はデータベースサーバに蓄積され、教官・講義情報と共に恒久的に保存される。 |
| 休講情報集計機能 | システムに蓄積された休講情報を基に、何回休講があったか、補講が必要であるか、等の情報を集計することができる。 |
| 掲示板用印刷機能 | 蓄積されている休講情報を利用して、学内掲示板に掲載できる休講通知紙面をPDF形式で出力する。 |
| システム管理機能 | 休講情報の修正・削除・更新等日々の運用管理や、学期毎の講義情報の入力、データのバックアップなどを行うことができる。 |
| 休講情報メール通知機能 | 休講情報の入力が行われた場合、登録されているメールアドレスにその旨を通知する。 |
図1 休講情報掲示板システムの概要
2.システムの設計及び開発
我々はこのシステムの実現に向けて、プロジェクト活動を行ってきた。プロジェクトは、システムの開発を、1.基本計画、2.外部設計、3.内部設計、4.プログラム設計、5.コーディングの5つの工程段階に分けられ、順に作業を進めてきた。まず、1.基本計画ではシステムが要求される機能を洗い出し、システム概要を決定し、要件定義書の作成を行った。この段階で、当初は休講情報のみを扱う予定であったが、学生呼び出し情報及びお知らせ情報も合わせて扱うこととなった。2.外部設計では、システムの扱われ方や他の学内のシステムとのデータの受け渡しやインタフェイス画面の遷移などを決定し、外部設計書の作成を行った。3.内部設計では、システム内部の処理やデータの流れを決定し、内部設計書の作成を行った。またこの段階でインタフェイス画面の具体的なデザインなども決定した。図2〜図6にインタフェイス画面を示した。4.プログラム設計書では、各機能のフローチャートを作成し、プログラムに関する具体的な設計を行い、プログラム設計書を作成した。5.コーディングは現在進められている作業であるが、今までの設計書に基づいて実際のプログラミングを行い、現在システムのベータ版が完成した状態である。また作業の各段階において、学生センターやメディア基盤センターと話し合いを持ち、設計書を確認してもらいながら、学内に導入可能なシステムとなるよう開発を進めてきており、今後学内に導入される教務システムとの連携も考えられている。今後は、運用試験、マニュアル作成、利用講習会などを経て、システムの運用に漕ぎ着けて行きたい。
![]() |
![]() |
| 図2 休講情報掲示板トップページ | 図3 休講情報検索・表示画面 |
![]() |
![]() |
| 図4 休講情報入力画面 | 図5 ユーザ管理画面 |
3.日頃の活動
日頃の活動は各個人・小グループで作業を分担し、作業成果をインターネットを通じて確認し合うという方法で行っている。また週一回の活動日も設けており、話し合いや作業分担の割り当てなどの時間に当てている。今年の夏休み及び冬休みには、山口県セミナーパークで3日間の合宿を行い、皆で集中的に作業を行った。図6に活動風景を示した。
図6 活動風景(サーバーの構築)
4.最後に
我々は、システム開発のプロフェッショナルでもないし、全員がコンピュータに精通しているわけでもない。それどころか、このようなシステムを多人数で開発するのは初めてである。従ってシステム開発を行う上で、分からないことにぶつかる事も多々ある。例えば、設計書を一つ書くにしても、その書き方が分からない。インタフェイスのWeb画面を作るにしても、Web画面作りが初めての者もいる。そのような場合は、書籍を調べ、顧問の先生方に相談し、その都度皆で勉強しながら乗り越えて行っている。システムの設計から実際のコーディング、システムを稼動させるサーバの構築、マニュアル作りなどすべて自分たちの手で行なっているため、乗り越えなくてはならない壁も多く、その作業量も膨大であるが、逆にそれを楽しさに変え取り組んでいる。
おもしろプロジェクトに採択されこのようなシステムを構築できる機会を与えられたことに非常に感謝している。このシステムを通じて、我々が学生の力を大学に存分に活用してもらえれば幸いである。今後は、開発者が学生である点を生かし、学生や教員の意見を反映した利用しやすいシステムを目指してゆこうと考えている。
「山口大学おもしろプロジェクト'05」収支報告書
代表者所属学部: 理学部
代表者氏名 : 狩野 陽子
| 配 分 額 | 300,000 | ||||
| 区 分 | 実施経費内訳 | 数 量 | 単 価 | 金 額 | 備 考 |
| 物品費等 |
パソコン一式 |
1 |
299,880 |
299,880 |
|
| 合 計 | 299,880 | ||||



