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スギ花粉アレルギーに対する経口免疫寛容剤の開発|プロテック株式会社

大学発ベンチャー プロテック(株)について

スギ花粉症の患者数は年々増加しており、日本では2000万を超える人が花粉症で苦しんでいます。この花粉症の治療薬として、対症療法である抗ヒスタミン剤、ステロイド剤が使用されていますが、根本的な治療ではなく、毎年これらの薬を飲む必要があり、眠気、倦怠感など副作用が大きいという問題があります。これに対して、スギ花粉症に対する根本的治療を可能にする減感作療法として、これまでに微量のアレルゲンを長期間注射したり、花粉エキスを口に含む舌下療法(WHO推奨)が行われていますが、アナフィラキシーなどのリスクがあります。   山口大学農学部生物機能科学科加藤昭夫研究室では新規な経口免疫寛容剤の開発に成功し、JST(科学技術振興機構)大学発ベンチャー創出推進プロジェクトとして選定され、平成17〜19年に、実用化を目指して研究開発を行ってきました。経口免疫寛容剤とは飲むワクチンのことです。開発した経口ワクチンはスギ花粉アレルギーの原因となる蛋白質の抗原部位を食用多糖でマスクし、アナフィラキシーを起こさないように弱毒化したものです。 これらの成果に基づき、花粉症(スギ、ヒノキ、ブタクサなど)の減感作を可能にする経口免疫寛容剤の商品化、舌下療法素材、スギ花粉、アレルゲンの商品化を目的とし、平成20年6月に起業しました。

プロテック(株)代表取締役 加藤昭夫 山口大学名誉教授

会社概要

会社名:プロテック株式会社
代表取締役:加藤昭夫
所在地:〒753-8515 山口市吉田1677-1 山口大学農学部
TEL:083-933-5852 FAX:083-933-5820
Eメール:akiokato@yamaguchi-u.ac.jp
設立年月日:2008年6月17日
資本金:10,000(千円)
役職員数:3人

【代表取締役 加藤昭夫】

代表者プロフィール:
1970年、名古屋大学大学院農学研究科博士課程修了と同時に山口大学農学部助手、助教授、教授、学部長歴任。この間UBC(カナダ)客員助教授、大阪大学蛋白質研究所客員助教授を責任し、蛋白質研究を行う。
2000〜2003年「多糖修飾によるアレルゲンタンパク質の抗原構造低減化と経口免疫抑制剤の開発」(科研費B)
2005〜07年「スギ花粉アレルギーに対する経口免疫寛容剤開発」(JST独創的シーズ展開事業「大学発ベンチャー創出推進」)の課題に取り組む。

研究室の概要

21世紀の中頃に人口が100億人似達することが予測され、地球環境の悪化、破壊をもたらすことなく、食糧の増産、良質化、未利用資源を高度利用する技術を開発することが人類の直面している課題である。また、成人病やスギ花粉アレルギーなど食物、花粉由来疾患の増大及び高齢化社会の到来にともなう健康保全性や疾病予防機能を備えた食品開発など食糧の多面的な質的向上を図ることが待望されている。我々はこうした視点から、バイオテクノロジーの技術を駆使して、蛋白質を有用な機能をもつように作りかえること、遺伝子工学的手法による酵母、大腸菌での有用蛋白質の分泌、食品由来成分の健康保全機能、遺伝子転換食糧の作成などの研究を行ってきた。最近の研究では、蛋白質工学の手法を用いて、スギ花粉アレルギーの低減化、タンパク質由来の分子病(プリオン、アルツハイマー、パーキンソン病などのアミロイドシス)の予防、阿座上弘行准教授を中心として歯周病の感染機構と感染抑制に関する研究を行っている。

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